平和をめざし、反核マラソン

 8月2日、恒例の反核マラソン(全体で150名余)が、都内3コースを走った。「夢の島」コースの58名は、10時30分、広島・長崎の被爆者等に1分間の黙祷後、出発。今年は、日野市など4首長からのメッセージの他、中継ポイント各区役所の協力も。自治労連品川支部の沢田さんは「初参加ですが毎年参加目指し、これを機に走り込みたい」、藤原さんは「品川実行委員会では今年、8団体16名が参加。もっと多くの参加めざし、楽しく参加できるようにしたい」と言っていました。ランナーには、沿道や窓から「がんばれ」の声が掛けられました。


 歩き続けて15年、全印総連の平和行進

 全印総連が「核兵器のない地球を」の願いをかかげて、東京〜広島コースをリレーでつなぐ平和行進に挑戦して、15年目になります。行進参加者は、家族も含め延べ5300人、雨の日も、風の日も、真夏の炎天下にも負けず、1260日間を1日も休むことなく歩き続けられてきました。

全国単産の最長記録を更新中

神奈川県を行進中
 全印総連の組合がない県も各地の組合が分担して行進しています。全国単産としては、最長不倒記録更新中です。今年の平和行進は、誰もが「核兵器も戦争もない21世紀を」との願いを踏みにじったアメリカのブッシュ政権への怒りと日本をアメリカの戦争に巻き込もうとする小泉内閣の「犯罪」は許さないとの思いで歩き続けました。
 全印総連の平和の取り組みは、平和行進だけでありません。女性部、青年部、OBがいっしょに広島、長崎アピール署名、有事法制やイラク攻撃反対でも署名・宣伝行動を定期的に行っています。詩の朗読や音楽、パネルも活用し工夫も凝らした、にぎやかな宣伝です。また、女性部は「平和を考える沖縄の旅」を継続して開催しています。

歴史と伝統が平和行進へ結実
 活版工組合が結成された1899年以来、印刷労働者は、反戦平和のたたかいを進めてきた歴史と伝統を持っています。侵略戦争に反対したたたかいや、沖縄返還のたたかい。とりわけベトナム戦争で、全印総連は反戦ストを行い、10・21国際反戦デーにつながる先駆的役割も果たしました。こうした、歴史と伝統が平和行進に受け継がれています。
 リレー行進15年の節目の年に国連を無視してアメリカはイラク攻撃を強行し、小泉内閣も日本を戦争する国にするための有事三法、海外での武力行使の第一歩を踏み出すためのイラク特措法を強行しました。
今後も、職場から、地域から平和への思いを発信するために全力で奮闘します。

 埼玉からバトンタッチ板橋平和行進  

 梅雨明け間近な7月28日午前9時半、国民平和大行進を埼玉県からバトンタッチしました。この板橋の地から平和の祈りをこめ、原水爆世界大会を成功させようと、前年を上回る150余名が参加しました。
 板橋原水協代表の中村香氏を先頭に、荒馬座の「お囃子」とともに見次公園を出発。途中、板橋区役所に立ち寄り、区長への要請を行ないながら、四キロのコースを引き継ぎ地点である北区中央公園まで行進しました。
 行進に参加した板橋区労連の藤本裕子さんは「数年前、長崎の世界大会に参加して、はじめて日本の危うい平和に気づかされました。あの危機感は今まさに、現実のものとなろうとしている。一人ひとりが声をあげなければ」と訴えていました。


 原爆展10000人が来場

 7月19日から22日までの4日間、蒲田駅ビル通路、グリーンロードにおいて大田原水協主催の原爆展が開催されました。
 今年は、これが「イラク戦争の実態だ」の特別コーナーを設け、無法なイラク戦争で一般市民が犠牲になっている姿、劣化ウラン弾の放射線被害を告発した写真の展示も行い、核兵器の被害、原爆の悲惨さ、残虐さを多くの人々に訴える事ができました。
 初日から2000人を超す人たちが足を止め、写真を見つめ、説明に見入り、人垣が出来るほどの盛況でした。会場では、茶髪の青年が財布を取り出し募金に協力、女子高生が並んで感想を記入、折り鶴を一生懸命に折ってくれる人、横目で通り過ぎる人、あまりのむごさに目をそむける人などさまざまでした。


 平和への決意新たに  

 千代田春闘共闘主催の第12回平和集会が、7月24日、区内のいきいきプラザで開催され90余名が参加しました。この日は、イラク特措法案が参議院で通過するかどうかの攻防の日でもありました。
 集会は、日本平和委員会代表理事の佐藤光雄さんが「核兵器をめぐる新たな情勢と平和運動」と題して講演。世界的視野から現実を正視し、歴史から学ぶことが強調されました。
 参加者は「まだまだ知らないことばかり。今日の講演をまわりに伝えたい」、「とてもすごい迫力だった。あらためて恐ろしい社会を感じます」など感想が寄せられました。
 集会では、全国一般・法会労の組合員を中心とする混声合唱団「それいゆ」が「桑ばたけ」や「しずかな空を」など反戦歌を歌いあげ集会を盛り上げました。