■「特別支援教育」の名による障害児教育の
        解体・変質を許さない

仲良し4人組(記事と別)
 雄太君は五年生まで通常学級に在籍し頑張っていた。
 「先生、限界です。本人も六年生は先生の学級で勉強すると言っています」と、お母さんの電話。軽い知的発達障害のある雄太君には、通常学級の勉強は厳しい。13人の子どもたちがいる私の学級で、彼は通常学級から転校の三人目である。学級には、父親が失業中、母子家庭、学校以外の訓練機関で頑張る子等々、今の社会背景をその小さな背に背負っている子達がいる。
 朝、登校して来る子ども達を全面的に受け止めることから教育活動は始まる。会議、教材準備、などの超過勤務で疲れていても、子どもたちとはしっかり向き合いたい。仲間の中で個性的にぶつかり合い、先生と組み合い、子どもたちが安心して自分らしさを発揮できる「居場所」が障害児学級である。

 国と東京都は、盲・ろう・養護学校に在籍する以外の障害児は全て「通常学級に在籍させ、その子のニーズに応じて特別支援教室(仮称)に通級させる」という、従来の教育の場を無くす制度の方針を打ち出した。
 組合が中心になって網の目の学習会を組織した。美辞麗句を連ねた「特別支援教育」は、子どもたちの居場所と笑顔を奪う。事の重大さを知った保護者の力は、十万の都議会陳情署名を一ヶ月半で集め、区市町村レベルの説明会を持たせる運動を展開中だ。障害児教育を解体、変質させない組合運動の真価が、今、大きく問われている。(都教組障害児学級部部長杉山敏夫)
■19才女性も挑戦 大工の「技」を競う青年の大会

「技」を競う青年
 大工の「技」競う全建総連東京都連主催の第一七回青年技能競技大会が八月三日都立府中技術専門校で開かれました。
 大会は、後継者の育成、内外への技術・技能の向上の運動の理解を目指しています。会場には、組合の役員・指導員はじめ仲間の青年も駆けつけ、応援しました。今回の大会には、これまでで最高の三一人が参加しました。課題の「四方転び転び踏み台」の原寸図と制作に午前八時四五分から六時間、一九歳の女性から三四歳の青年がチャレンジして「技」を競い合いました。

 結果は金賞・都知事賞が菅原弘明さんに、銀賞・東京都産業労働局長賞が古川正則さんに、銅賞・東京都職業能力開発協会長賞が山中辰也さん(いずれも東京土建)に贈られ、東京土建が三賞を独占する快挙となりました。また五人に審査員奨励賞が贈られました。
三賞を獲得した三人は九月に行われる第一九回全国青年技能競技大会(富山)に出場します。