原則3年でクルクル転勤
「人事異動要綱」の改悪は許さない
都教組

 都教委が、教職員や教育関係者等の意見を十分聞くことなく大改悪した「人事異動要綱」は、東京の教育を破壊するものです。


教育守れ!と都庁前集会に結集

 まず、「すべての学校がひとしく充実した教員組織」という文章を削除し「特色ある学校づくり」に変えました。全ての学校で充実した教育を行う責任を放棄したものです。第二に「校長の人事構想に基づき人事異動を行う」として、恣意的な異動につながる校長権限による異動に転換しました。第三に「三年で異動対象、六年で必ず異動」と勤務年数を短縮しました。教育は子ども・教職員・地域の結びつきで成り立つもので、これでは、結びつきを断ち切り教育活動が根本から破壊されます。また、校長の意向で三年未満でも異動可能では、いつ異動させられるか不安で、腰を据えた教育活動が困難になります。第四に通勤可能な時間も一二〇分まで拡大しました。教職員の生活と健康破壊が心配されます。

 この攻撃に対し、私たちは「東京の教育破壊を許すな」と、ラジオスポット、新聞意見広告、団体要請行動など父母・都民に広く訴えてきました。今、連日のように都教委に父母・都民・労組から「東京の教育を壊さないで」との要請行動が続き、ラジオトークでも七割近くの人が改悪「異動要綱」に反対との調査結果がでるなど「人事異動要綱」改悪は東京の教育破壊につながるとの世論が広がっています。この教育を守ろうの願いは、東京の子どもと教育の今と未来を切り開くものです。「要綱」撤回、東京の教育を守る運動を全力で闘います。


東京都「迷惑防止条例」
改悪をやめさせよう

自由法曹団東京支部 弁護士 安川幸雄

 警視庁が、迷惑防止条例を「改正」し、「つきまとい行為等の規制」を入れようと動き出した。九月都議会に提出予定。 「つきまとい行為等」とは、その相手方に対して不安を覚えさせるような次の行為類型で、専ら、ねたみ・恨みなどの悪意の感情を充足させる目的で行うものである。


これも処罰対象? 最高裁前の行動

@つきまとい、待ち伏せ、立ちふさがり、見張り、押しかけ。
A著しく粗野又は乱暴な言動。
B連続して無言電話をかけること。拒否されたのに連続して電話・ファックスをすること。
C(略)
 そして「つきまとい行為等」に対する処罰は、六ヶ月以下の懲役または五〇万円以下の罰金。
 この規制で、正当な組合運動・市民運動が違法とされ、処罰・弾圧される危険性がある。

 正当な活動も処罰の対象に
そもそも、どんな行為が「つきまとい」なのか、はっきりしない。
 争議団で、共闘会議で、社長・役員宅へ要請・抗議に行くのも「つきまとい」か「押しかけ」。社長不在で、その帰りを待てば「待ち伏せ」。
 元々声のデカイ?組合員が、少しトーンを上げれば、はい「著しく乱暴な言動」に様変わり。
 ファックス要請でも、送って貰って結構などという会社があろうはずもなく、拒否されたのに送ったということになる。 「うらみ」など悪意の感情による活動ではない、正当な組合・表現活動と言ったとて、現場での規制権限を持つ警察官が、「首切られて、社長を全然恨んでいない奴などいない」と勝手に推測すれば、やっぱり「悪意あり」となる公算がある。
 都議会での闘いは短期決戦。去年、つきまとい規制を削除させたのに、またか、などと恨み言は言っていられない。怒りに転化を!