『日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、「改憲」のくわだてを阻むため、一人ひとりができるあらゆる努力を』との「九条の会」アピールに応え、職場・地域から憲法の改悪許すな!のたたかいが始まっています。

「9条の会」事務局長小森陽一氏(写真)を招いての懇談会8/25
 
 イラクへの自衛隊派兵に見られるように、いまや自衛隊と憲法九条との矛盾・対立は極限となっています。このため、自民、公明、民主の各党は、2007年までに「戦争ができる国」への転換を目指し、憲法九条を中心とした憲法の改悪を狙っています。
 いま、戦争か、平和かをめぐる歴史の岐路に立つ大闘争が求められています。

 東京地評・各組織では、@職場、地域単位で「九条の会」の結成を進めること、A全ての組織で憲法問題の学習運動を進めること、B職場や街頭での「改憲」反対の宣伝を強めることなどの幹事会確認に基づき、この歴史的なたたかいに次々と立ち上がっています。


「改憲」阻止の壮大な共闘を作り上げよう!

 東京地評が参加する「戦争法反対東京連絡会」は、八月二五日、加藤周一氏など九名の著名人による「九条の会」で事務局長をつとめる小森陽一東大教授を招いて、改憲阻止にむけた東京の運動に関する懇談会を行いました。

日本国憲法改悪NO!

−生かそう職場・くらしに憲法を−
全労連・労働者教育協会 編
     学習の友別冊 400円

 小森氏は、「九条の会」結成に至る経緯に触れつつ、「何々系などと見られることのない、かつてなかったような改憲反対の幅広い共同、統一戦線をつくり上げるために、本気になって地域、職場で議論してほしい」と、東京での運動に対する期待を述べられました。

 懇談会では、参加した10団体から、それぞれ取り組みの状況などが語られるとともに、引き続きそれぞれの運動を強めつつ、東京で壮大な共同を作り上げていこうとの確認がなされました。
9条を守ろう!
単産・地域で進む取り組み
 憲法九条を守ろうと、単産や地域でも「九条の会」に呼応した組織づくりなどの取り組みが始まっています。その中からいくつかを紹介します。


全印総連の憲法9条Tシャツ(母親大会場にて8/22)

 全印総連では、女性部の提案で始まった「憲法九条にノーベル平和賞を」という運動を進めています。様々な集会で賛同を呼びかけるチラシを配布したり、Tシャツを作るなど運動を展開しています。

 出版労連では、特別委員会を設置して運動をすすめるとともに、経営者にも呼びかけて「出版九条の会」を10月に発足させ、業界全体で憲法九条を守る取り組みを進めることにしています。
 また、JMIUは全国大会で、すべての職場・地域での「九条の会」への賛同、呼応した自主的・自発的な共同の運動と組織を作りあげることを提起、決定し、具体化が進められています。

 地域では立川で、イラク戦争反対の運動の中でできた幅広い共同を軸に、憲法九条を守る一点での組織づくりについての議論が始まっています。
 また、西東京では「九条の会」に呼応した組織が発足しています。さらに、多摩・稲城、町田、西多摩でも「九条の会」に呼応した組織づくりについての検討が行なわれています。その他にも、今ある地域の共同行動の組織を生かしての学習会や集会など、行動が予定されています。