練馬区で枠を超えた共同
−−−指定管理者制度導入で−−−

 練馬区は、区立勤労福祉会館の指定管理者導入・来年四月実施を六月に突如発表。区内労働四団体(連合練馬・練馬区労協・練馬労連・練馬全労協)は、労働条件にかかわる重要な課題として連名で区長あてに要請書を提出し交渉をすすめています。

【指定管理者制度とは】
 「公の施設」の管理運営主体については、これまで地方自治法で公共団体等に限られていましたが、一部「改正」で、民間事業者にも管理運営を委ねられるようにする「指定管理者制度」が設けられました。この結果、民間会社も管理運営の「指定業者」となることができ、利用料も指定業者の収入となります。つまり、税金でつくった施設で民間会社が「利益」をあげることができる制度といえます。
 練馬区では、ほとんど区民に知らされることなくすでに新設施設の指定管理者制度導入が決定されています。大泉勤労福祉会館が既存施設としては第一号となる点や中小企業勤労者のための事業を行うという設置目的からも問題を重視し、要請・交渉にのぞみました。
 交渉は、@ 関係諸団体と合意を得られるまで委託をしないこと、A指定管理者との協定書において受託先の労働者の雇用条件を明記すること、B関係者団体と直ちに協議に入ることの三点でおこないました。その結果、九月一七日の二回目の交渉で、「指定管理者応募要綱」の「管理者選定評価項目」に、区内事業者および区民雇用の促進と、「従業員および再委託先の適正な労働条件を維持しようとしているか」の明記、懇談会継続の回答を得ました。


区立なのに民間業者が管理?
 練馬では、昨年より公契約条例制定をめざす連絡会を発足させ、研究・実態調査活動を続けています。今後も、公共業務・区民サービスのあり方の懇談、公正な労働基準の確立にむけて、労働団体も一致できる共同行動を区民とともにすすめていきます。

【全労連・全国一般】
戦争の遺跡を見て「平和について考える」

 戦争の遺跡を見ながら平和について考えようという趣旨で去る九月一八〜一九日の両日、全労連・全国一般東京地本・平和民主主義委員会主催で松代大本営跡見学ツアーを行いました。


ひんやりとした大本営跡の洞窟

 初日は、戦没画学生の残した絵を展示してある「無言館」の見学を行いました。無言館では、途中で絵を諦めざるを得なかった当時の画学生の無念が伝わってきました。二日目は、「松代大本営跡」の見学を行いました。固い岩盤をくり抜いた大本営跡はひんやりとした洞窟で、強制連行された多くの朝鮮人労働者がここで死亡したそうです。戦後この地に来た昭和天皇は当時の知事に「この辺りに無駄な穴を掘ったそうだが」と言ったそうです。自分が掘らせておきながら、いかにも軍部が勝手にやったようなことを言うなど、昭和天皇の自己保身剥き出しの無責任さには呆れるばかりでした。

【大田労連】
取れたての新米と「バーベQで交流会」

 「参加人数に関わりなく続けていこう」と始めた、農民連との交流「田植え・稲刈りツアー」も四年目を迎え、今年から茨城県玉里村に場所を変え、九月二〇日に一四名の参加で行いました。最初は見るだけといっていた人や腰が悲鳴を上げるまでがんばった人など思い思いに稲刈りを楽しむことが出来ました。

ひと汗流したあとの交流会が楽しみ
 バーベQによる昼食交流では、“穫れたて”新米のおにぎりや、農民連の会員さん特製のおいしいバーベQのタレに舌鼓を打ち、自己紹介の中では豊作なのに米価がたたかれている現状など、農業政策への怒りも話されました。
 そのあと、ブドウと梨の栽培を行っている会員さんのところで果物狩りを行い八郷温泉で疲れをいやした後帰路につきました。
バスの中でも渋滞を笑い飛ばすぐらいに会話が進み、「来年は山菜採りも」との要望も出ました。