労働時間の規制緩和は逆行
      勤労感謝の日を前に −過労死を考える集い−

 11月22日、全労連会館にて開催された「集い」は、19回目を数え、参加者は一二〇名でした。この日は「集い」に先立ち、午前中は過労死・過労自殺の遺族・家族を中心に厚生労働省交渉を行い、正午からは厚労省前の宣伝、その後、「過労死を考える家族の会」総会と丸一日の行動でした。

過労死をなくせと厚労省への要請行動
  「集い」では弁護団からこの一年間の過労死・過労自殺をめぐる情勢、たたかいの到達点が述べられました。労災認定、裁判での前進は確実にあるものの、なおこうした悲劇が増え続けていること、そして労働時間規制緩和によりさらに過労死等の発生が拡大していくことに警告を発しました。記念講演の暉峻淑子埼玉大学名誉教授は、日本の異常な働かせ方について欧米諸国との対比の中で告発しながら、異常を異常として認識し、改善の取り組みに着手する緊急性を訴えました。

 全国から集まった家族の人たちが舞台に並びそれぞれの取り組みの決意を表明し、参加者の感動を呼びました。最後に「過労死促進法」の労働時間法制改悪を許さないアピールを採択して終わりました。

(はたらく者のいのちと健康を守る東京センター・色部)

  一致点を大きく広げて運動の前進を
                      <北部春闘共闘>

 11月22日、豊島公会堂で「ストップ!憲法・教育基本法改悪、国鉄闘争勝利11・22北部共同集会」が開催され、約500名が参加しました。

 昨年2月8日の「今こそ解決を1047名の解雇撤回・ILO勧告に基づく早期解決を、2・8国鉄闘争勝利北部共同集会」以来四回目となる北部春闘共闘会議と北部労働組合協議会(全労協)との共同による集会で、「一致点の拡大による共闘」での成功です。

早期解決に向け決意表明する国鉄の仲間
  主催者あいさつでは、北部労働組合協議会議長の二瓶氏と北部春闘共闘会議議長の広瀬氏が、それぞれ国鉄闘争解決にむけた共同の発展、働く者と区民が手を結び大きなたたかいを呼びかけました。「教育現場から教育基本法を守る大切さ」「二〇年におよぶ不当解雇撤回闘争をたたかう国鉄労働者」の切々とした訴えにつづき、松元ヒロさんの政治風刺コントで会場は爆笑の渦に包まれました。

 集会を契機に、「再チャレンジ」の名による生活破壊と格差拡大を野放しにする安倍内閣の策動と憲法・教育基本法改悪に反対し、労働者・国民の生きる権利を守る闘いを積み重ね、来年の東京都知事選挙をはじめとする選挙では国政・都政・区政の実態を暴露し、労働者・国民の生きる権利を選択の基準に、政治を変える運動をすすめる決意です。