貧困と格差の象徴
 ネットカフェ利用者調査 太田

  最近テレビなどで「ネットカフェ難民」のニュースが度々報道されています。大田春闘は、5月11日と6月13日に、蒲田駅前の実態調査を行いました。

  〔30歳位の男性〕「非正規労働者で正規社員として働きたいと思いますか」との問いに、正規労働者もいつクビになるかわからない。だったら非正規がいい、と返答。

 〔51歳男性、派遣労働者〕以前は建設関係の仕事をしていたが、仕事が減り月に9万円程度だった。5年前から派遣で仕事を始め、7社ほど登録。簡易旅館1日1200円に泊まっていたが家賃が払えずに、追い出され、先週の金曜日からネットカフェの利用を始めた。月給の仕事(皿洗い)があるが給料日までの生活費が不足するので日払いから抜け出せない。今日は洋服の検品作業を行なって来た。どんなことがあっても携帯電話の料金だけは支払っている。そうしないと仕事に就けない。政府は豪華な議員宿舎など作らないで、私たちの事を考えてほしい、と訴えていました。

  〔24歳から30歳位の男性〕月の収入は?と聞くと、アルバイトで10万円にならない。あまり日払いの仕事が無いので、日払いの仕事があると有り難い。ネットカフェは週3回位利用。住むところが無いようで、収入のあった日に利用しているようです。

 蒲田のこの種の店は取材と調査が多く、店先には「取材お断り」と張り紙があり、聞き取り中に「営業妨害」の抗議もありました。ネットカフェ難民は着実に増えているようです。人間としての尊厳さえ否定される。こんな状況を作り出した自民、公明、民主の政治にキッパリとした審判が求められるのが、今度の参議院選挙ではないでしょうか。(大田区春闘共闘委員会)
 貧困と格差社会の象徴「ネットカフェ利用者」聞き取り調査
 ねりま9条の会
 講演と音楽のつどい 650人

 6月6日(水)練馬文化センターにおいて、ねりま九条の会主催の「講演と音楽の夕べ」が開かれ、650人が参加しました。 昨年に続き2回目の大きな催しです。
 伊藤塾 伊藤真塾長による講演
  今回は、練馬在住で住民運動でも親交のある音楽家(ホルン・ピアノ・バリトン)の心温まる演奏のあと、司法試験塾「伊藤塾」の塾長・伊藤真氏の講演会がありました。伊藤氏は、法律家の立場で現憲法がどんなにすばらしいかを各地で行脚してまわる自称〃憲法の伝道師〃でもあります。憲法の価値は、その時々の多数決でも侵すことはできない「人権や戦争」についての明記にあり、それが他の法律との根本的な違いであると熱く語られました。

 また憲法が多数派や強者の視点ではなく少数派や弱者の立っていることも条文で紹介され、憲法を守る運動を、他人や他の境遇に対するイマジネーションを膨らませることで広げていきましょうと結ばれ、多くの共感を呼びました。
                           (練馬労連 廣田由紀子)