東京大気汚染公害裁判
   早期全面解決をめざして

 トヨタ本社前に坐り込む原告と支援者
 
  いま、自動車排ガスによる公害患者の救済が正念場をむかえています。
 この裁判は、自動車の排ガスでぜん息に苦しむ患者が、国、東京都とディーゼル車を製造販売するトヨタをはじめとするメーカー7社を相手に起こした裁判です。第一次提訴から10年が経過し、未認定患者は重い医療費負担と生活費に苦しみ、満足な医療が受けられず命をちぢめてきました。

 この間、633名(1〜6次合計)の原告のうち108名が命を奪われてきました。
 東京高裁が国、東京都、メーカーに対し、早期救済にむけた和解の勧告を行い、医療費の救済制度については前進してきています。しかし、健康をうばわれ、仕事をうばわれ、命をうばわれ、生きる希望をうばわれてきた原告団はメーカーに対し、謝罪と一時金の支払を要求し、1月23日にはメーカー集中行動、2月12日にはトヨタ総行動、3月16日には「あおぞら総行動」に取り組み、メーカーに解決を迫ってきました。運動がメーカーを追い詰め、トヨタ、日産が一時金の支払いに前向きな対応を示してきています。

 全面解決にむけた運動が大きく前進してきた今、一気に解決にむけ、運動を強化していくことが重要となっています。

 よい演奏を身近に−タウンコンサート開催−

 日フィルの演奏を堪能
 
  【練馬】2007年3月17日夜、練馬勤労福祉会館で100名を超える区民が日フィルの演奏に酔いしれました。

 このコンサートは1981年(昭和56年)の日フィル(日本フィルハーモニー)の全員解雇事件をきっかけにして始まり、毎年1回実施して、今回で27回目をむかえました。

 当時練馬区労協の専従であった秦さんを中心に、労働者の解雇反対闘争を支援する労働組合と、音楽を愛する区民とが、地域で演奏会を開催することで一致し、実行委員会をつくり、「タウンコンサート」を始めました。

 実行委員会に大勢参加していたときは、オーケストラをやったこともあります。『身近なところで、安く、良い演奏を生で聴こう』を合言葉に、練馬区労協を中心に実行委員会をつくって回数を重ね、毎年100名〜150名が参加するコンサートが続いています。

 6年前からは、区内の地域労組(区労協・労連・全労協)で実行委員会をつくり、実行委員会と練馬勤労福祉会館との共催をする方式へと引き継がれてきました。(練馬区労協 島田孝二)

 1047名の解雇争議−一刻も早い解決を−

 早期解決へ家族も共にとの決意表明
  国鉄が分割民営化されてから20年目を前に、「国鉄改革20年、見直そう民営化路線、不当労働行為責任を問い 1047名解雇争議の解決を求める3・30集会」が日比谷野外音楽堂で開催され、2600名が参加しました。

 主催は、国鉄闘争共闘会議、国労、建交労、国鉄闘争支援中央共闘会議の4団体です。
 国鉄闘争共闘会議の二瓶議長の主催者あいさつ、国労の佐藤委員長のILO要請特別報告につづいて、評論家の佐高信氏が「現代の危機と1047名問題」についてとする問題提起を行いました。佐高氏は、1047名問題を組織内だけが理解できる言葉ではなく、組織の周りにいる人にもわかることばで訴えることが必要ではないか、との提起をされました。

 争議団当事者からの決意表明につづき、争議団家族として小倉闘争団の田島さんが「民営化当時小一だった子どもが27歳になった。長い20年だった。早期解決を」と訴えました。建交労の佐藤委員長が「国民的権利、要求前進のたたかいと結んだ運動の強化を」と閉会あいさつし、銀座デモを行いました。