5500人が集まった中央総決起集会 日比谷野音
 自公政権のもと、後期高齢者医療制度はじめと する医療・年金など社会保障制度改悪が連続して行われ、国民生活が深刻化しています。

 その上、 アメリカ発の世界的金融危機を口実にトヨタ自動車はじめ製造大企業が大規模な「派遣切り」を発 表するなど、労働者と国民の生活が深刻さを深めています。

 そのような中、11月13日に全労連・国民春闘を中心に農民連や全商連、新婦人などでつくる実行委員会が主催し、中央総決起集会と省庁 要請行動、国会に向けた請願デモなど霞ヶ関行動を終日展開しました。

 「なくせ貧困!守れ雇用!生活危機突破!」を スローガンに、日比谷野外音楽堂で開催された総決起集会には、5,500名が参加し怒りの声で会場 を埋め尽くしました。

 午前中行動 個人請願行動
   国交省前には 500人が

中央総決起集会でのアピール(東京土建一般労組)
 午前中、東京春闘共闘は建交労、生協労連と共催で国土交通省、厚生労働省に対して個人請願行動を取り組みました。

 国交省前には500名が参加し、民間委託に働く全国の車両管理労働者2000名の雇用危機に対し「国民の安心・安全を守るため車両管理業務の拡充を求める請願」と21年目に入いった「JR採用差別事件の早期解決に関する請願」を手交。

 厚労省前では650名が参加し「労働者派遣法の抜本改正」、「生活保護との整合性を厳密にした最低賃金の引き上げ」、「首切り合理化への解雇規制強化」など個人請願を行いました。

 東京医労連は12日に統一ストを実施し、当日は医療制度改善に向けた厚労省要請、JMIU東京は年末一時金獲得を位置づけ全支部1時間の統一ストを打ち参加。

 全国一般東京もストを含む行動を配置し、金融危機を口実とした金融機関の「貸し渋り、貸しはがし」問題で金融庁へ要請交渉を全労連とともに行ってきました。規制緩和により供給過剰となったタクシーの減車を求める自交総連は国交省前での要請行動を行いました。

 中央決起集会 日比谷野音
    国民本位の政治転換を求め

「なくせ貧困!守れ雇用!生活危機突破」を唱和して国会デモ
   決起集会が行われた日比谷野音では、農民連が用意した牛乳パック5000個がなくなり、通路を埋め尽くし会場の外で待機する参加者がでるなど、「なくせ貧困」の声で満ちあふれました。

 主催団体を代表して挨拶に立った全労連の大黒議長は「悪政を国民的反撃でやめさせ、暮らしと平和を守る為に力を合わせよう」と力強く呼びかけ、きたる総選挙での政治転換を訴えました。

 連帯の挨拶に立った、日本共産党志位和夫委員長は、自公政権を追いつめ、アメリカ発の「ばくち経済の付け」を国民に回させない歴史的総選挙の勝利を訴え、激励にかけつけたエッセイストの海老名香葉子さんは平和の大切さを訴えました。

 その後、壇上には要求を掲げた横断幕やむしろ旗を持ち登壇した青年、年金者、看護師、農民、業者、女性団体や公務・民間の労働者によるリレートークが行われ、雇用破壊と経営危機の深刻さを訴え、国民本位の政治転換を求める決意が述べられました。

 リレートーク 告発・訴え
   「車中12泊」の労働者………

タクシーの「減車」を求める自交総連の仲間たち(国土交通省前)
   リレートークでは、建交労から燃料費の高騰により、運転手の労働条件が悪化の一途をたどり「車中12泊」をする労働者までいると規制緩和の過ちを告発。

 医労連からは、医療現場では医師、看護師不足により休憩すらまともにとれず、患者との会話もできない職場をなんとしても改善したいとの決意が述べられた。

 公務現場で広がっている官制ワーキングプアーで働く労働者の待遇改善に取り組む自治労連、

 戦後最大の建設不況を訴えた東京土建からは、銀行による貸し渋り、貸しはがしに対する闘いの重要性が訴えられ、

 「使い捨て」されている青年労働者の怒りと闘の決意を述べた首都圏青年ユニオン、

 高齢者は「さっさと死ね」と言わんばかりの政治に対する怒りを結集した年金者組合、

 「食の安全を踏みにじる」農業政策や大企業優先の政治に対する怒りを訴える農民、

 商工業者、戦争を起こさせない決意を語った新婦人などの訴えが続きました。
 集会後、国会請願デモや各省庁要請行動が旺盛に展開されました。