四月から実施された後期高齢者医療制度への怒りが大きく広がるなかで、民主党、日本共産党、社民党、国民新党の野党四党が提出した「廃止法案」が六月六日には参議院本会議で可決され、六月二〇日には衆議院で継続審議になりました。
 後期高齢者医療制度廃止に向けて 東京連絡会 活動方針確認
          臨時国会で可決めざす

 九月上旬にも第一七〇臨時国会が召集されると報道されています。後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める東京連絡会は、来る臨時国会で「廃止法案を速やかに審議し可決する」ことをめざし、七月一四日に「ラパスホール」において学習交流会を会場が溢れる二〇一人の参加で開催しました。

 講演をする小池晃参院議員
  吉田万三東京連絡会代表の主催者あいさつに続き、日本共産党小池晃参議院議員が「国会情勢と今後のたたかい」と題して講演、岩田康男広域連合議員(共産党三鷹市議会議員)が「東京広域連合議会の現状と課題」を報告し、「運動の経過と一七〇臨時国会に向けて」の方針を提案、最後に参加団体のとりくみの交流を行いました。

 小池議員は講演のなかで、増え続ける高齢者医療の財源問題について、まず真っ先に高齢者への予算をつけることを強調し、無駄な公共事業や軍事費、米軍への思いやり予算など無駄遣いを改めること、そして大企業への優遇税制を元に戻すことで十分財源はあることを明らかにしました。
 岩田議員は、八月の広域連合議会では「世論を背景に、中止・撤回を迫る」と決意を述べました。  東京連絡会は臨時国会に向けて、@都内七五歳以上人口(約一〇〇万人)の過半数の署名五〇万筆を達成する A一〇〇〇人に不服審査請求運動を広げる B地域からすべての衆議院議員への要請を行う C自治体決議・意見書を全自治体で行わせる(現在五二自治体) D学習会や宣伝行動、申し入れ活動を引き続き重視する E国会開会後は座り込みを含めた国会行動をとりくむ を柱とした活動方針を確認しました。


     天狗パレード 高尾山を守るぞ


 七月二七日、八王子の高尾山ろくで七〇〇人が参加して、高尾山トンネルの建設に反対する「天狗の集会とパレード」が開催されました。「豊かな森が千年の森としていき続けてほしい」との「高尾山宣言」を確認し、「お山を守るぞ」「トンネルストップ」と天狗みこしを担ぎパレードしました。








新入組合員歓迎クルージング 70人が夜景に酔う

  70人が東京湾の夜景に酔いしれた新入組合員歓迎クルージング
 七月四日(金)、全労連・全国一般東京地本は去年に引き続き新入組合員歓迎会を、浜離宮発のクルージング船「マルコポーロ号」で行いました。19時半出港時には去年を大幅に上回る約七〇名が乗船。活気あふれる催しとなりました。室井委員長は開会挨拶の中で、「職場の問題を何とかしたいと労働組合の扉をたたく仲間が増えている」と話しました。

 「彼氏が組合に入ったから」という若さあふれる新人組合員もいて、とても盛り上がりました。今年も解雇撤回を闘う三枝分会長の森永京北のサンドイッチオードブルを用意。組合員同士が職場をこえてお互いに知り合うため、ビンゴゲーム、じゃんけんゲームをし、老若男女問わず交流する時間をもてました。ゲームの優勝者には馬に扮した一般合同労組の龍前書記次長の熱いキスがおくられましたが、逃げまどう人もいて大いに盛り上がりました。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、美しい夜景に囲まれたクルージングは大成功に終わりました。

 閉会挨拶した荒木書記長は、「このような歓迎会を年に4、5回やりたい」と満面の笑みで話し、歓迎会は幕を閉じました。



 弾圧は改憲勢力の焦り
 言論の自由を守ろう 7.9集会950人が参加

 全労連や国民救援会、自由法曹団とビラ弾圧事件の支援団体などでつくる実行委員会が主催した「あぶない!言論の自由が!
 ビラ配布の自由を守る七・九集会」が七月九日、千代田区の日本教育会館・一ツ橋ホールで開催され、会場が溢れる九五〇人が参加しました。

  集会は、主催者を代表して全労連岩田幸雄副議長があいさつ、日本共産党の市田忠義書記局長が「言論の自由を守り広げるたたかいは、憲法改悪を許さない運動の一環」と連帯あいさつを行いました。

 続いて、映演労連委員長の高橋邦夫氏が映画「靖国」上映に政府与党議員が表現の自由に介入した問題、田場暁生弁護士は日教組教研集会会場になる予定であったプリンスホテルが右翼の街宣を口実に会場使用を拒否した問題を報告しました。

 一橋大学大学院の渡辺治教授が「ビラ配布の自由と日本国憲法」と題して記念講演を行いました。講演では「保守勢力が二〇年来追及してきた憲法改定と『構造改革』が、国民の批判の前に思うように前進しない。それを改めて推進するために、言論弾圧を繰り返している。焦っているのは彼らの側。私たちは、言論活動を大いに展開し、弾圧したくてもできない状況をつくっていく必要がある」と強調されました。

 続いて「国公法弾圧堀越事件」「葛飾ビラ配布弾圧事件」「世田谷国公法弾圧事件」を紹介する映像を上映し、三事件の当事者が壇上から支援を訴えました。マンションの集合ポストに「市議会報告」を配布して書類送検された共産党国分寺市議の幸野統氏も紹介されました。