900人が日本経団連前の歩道を埋めつくし
シュプレヒコール

 〇九春闘は、大企業の業績悪化を口実にした非正規労働者の大量「首切り」、正社員の「リストラ」強行、中小零細企業が円高や消費の低迷、大銀行の貸し渋り・貸しはがしなどによる深刻な経営状況のもとでたたかわれます。加えて、小泉構造改革・規制緩和による格差と貧困の拡大のもと、労働者の三人に一人が年収二〇〇万円以下となり、国民所得の低迷と諸物価の高騰は労働者・国民の生活悪化とともに、内需を冷え込ませ、景気悪化の悪循環を引き起こし、地域の中小・零細企業、中小小売店の経営にも深刻な影響を及ぼす状況のもとでたたかわれます。
 〇九春闘の課題は、一日も早い景気回復のために、日本経済を外需頼みから内需・生活充実型経済へ抜本的に転換することです。〇九春闘で生活実態から要求を積み上げ、不況宣伝に負けない体制づくりで大幅賃上げと「時給一〇〇〇円以上」の実現をめざし、雇用を守り、雇用をつくり出すたたかいを同時にすすめていくことが重要となっています。
 同時に今年は、衆議院議員選挙と都議会議員選挙が行われます。大企業・アメリカいいなりの政治・経済と「構造改革」に終止符を打ち、国民が主人公、平和を守る政治・経済に国政と都政の大転換をめざし、職場・地域から総決起し、春闘で要求実現をめざす世論と運動を大きく発展させることが求められています。


 経団連包囲、丸の内昼デモ
  1.14春闘宣伝行動 いすゞ本社にも
いすゞ自動車による期間・派遣社員切りに抗議

 一月一四日、〇九春闘の闘争宣伝行動として、「1・14金融庁・厚生労働省要請、日本経団連包囲・丸の内昼デモ」を取り組み、〇九春闘のたたかいをスタートさせました。いすゞ自動車本社前行動を含め、のべ一七〇〇人が参加しました。
 金融庁前では、「大銀行による貸し渋り、貸しはがしを許すな、中小零細企業を守るために金融庁は銀行の指導を」を要請し、厚生労働省前では、「大企業の派遣切りをやめさせろ、最賃時給を一〇〇〇円以上に」を要請しました。
 昼休みには、丸の内中通りから経団連前までデモ行進。チンドン屋さんを先頭に「大企業は派遣切りをやめろ」「株主配当より雇用を」「賃上げ、一万円以上をかちとろう」「内部留保で賃上げを」のシュプレヒコールが丸の内・大手町のビジネス街に響きわたりました。
 デモの解散地点の日本経団連前では、経団連ビルを包囲しながら九〇〇人の参加で「怒りの抗議行動」を展開しました。大黒国民春闘代表幹事が主催者挨拶し、派遣・期間工切りに抗議、労働者の雇用不安を解消し賃金を引き上げることが大企業の責任であり、その体力は充分にあると指摘し、「〇九春闘は賃金の引き上げと最低賃金の大幅引き上げによって、外需頼みから内需主導に切り替えて景気回復をはかろう」と訴え、政府に対しては派遣法の抜本改正を求めました。
 引き続き、JMIUの三木書記長、公務部会の米浦議長、千葉県春闘の本原事務局長の決意表明の後、参加者は、経団連ビルに向かって「株主配当より雇用を守れ」「大企業はボロ儲けを吐き出せ」「消費税大増税は許さないぞ」などシュプレヒコールを繰り返しました。

  「共同の力で世論を高めよう」 決起集会・大黒代表幹事が訴え

 国民春闘共闘委員会の大黒作治代表幹事は、「大企業による派遣切りや雇い止め、不当解雇に対し、相次いで労働組合を結成し、市民団体とも共同して反撃を広げ、内部留保の活用を迫る世論を高めてきた。
 政府・財界に内需拡大へ舵をきらせ、賃上げと雇用を守る要求の実現を迫っていこう」と呼びかけました。









 楽しく、元気にたたかう決意
    09春闘決起集会 働くルールの確立を
09春闘をたたかう決意
コント1
コント2

 一月二八日夜、「なくせ貧困!ストップ改憲」「全国一律最低賃金制度の確立」「最低時給一〇〇〇円以上の実現」「誰もが安心して生き、働けるルールの確立を」などを掲げ、国民春闘共闘委員会と東京春闘共闘会議は、〇九春闘勝利をめざし、中野ゼロ大ホールで総決起集会を開催、一〇〇〇人が参加しました。集会の冒頭に主催者あいさつにたった大黒国民春闘代表幹事は、「株主配当を減らし、内部留保をほんの少し使えば、雇用を守れるし、賃上げもできる」と強調しました。
 楽しく、元気にたたかう決意を固めあう集会にということで、ザ・ニュースペーパーによる歴代首相を痛烈に風刺するコントで爆笑。その後、東京土建、JMIU、東京地評公務部会、三多摩労連から〇九春闘をたたかう決意表明がされました。最後に〇九春闘アピールを採択しました。