3.12全国統一行動(建交労鉄道東京地本のストライキ突入集会、上野駅公園口)

  09春闘は、世界同時不況のもとで、内需主導型の経済に転換するために、この間、大企業が貯めこんだ内部留保を労働者・中小企業への還元や雇用を守るために使うなど、大企業が社会的責任を果たすのかが問われました。
 賃上げの回答状況は、国民春闘共闘の3月26日時点で単純平均は5480円(1・69%)、加重平均は5891円(1・92%)で、前年同期比マイナス487円、マイナス304円となっています。多くの大企業が「ベアゼロ」や「定昇凍結」「一時金の大幅減額」を押しつけて決着する中、春闘共闘各組合は統一行動を背景に、回答引き出し、上積みをめざして奮闘し、一四組合が「一万円以上」の回答を引き出し、五二組合が前年実績を上回る回答を引き出していますが、中小では受注減、売り上げ減が続き、取引先からのコスト削減圧力もあって、業績悪化や赤字決算を余儀なくされたことなどにより低額回答となっています。

 パート・アルバイト等の時間額の引き上げ額は13・0円で前年同期の27・2円の半額以下の低水準となっています。
 また、国民春闘は「派遣切り」を許さないために、3月11日に厚生労働省との交渉、翌12日には、トヨタ、日産、ソニーなど「派遣切り」ワースト10企業への要請行動を実施しました。しかし、財界・大企業は、内部留保には一切手をつけず、株主への高配当を維持し、非正規労働者を雇用の調整弁とする理不尽な経営姿勢を改めようとはしていません。

 ゆがんだ外需頼みの経済構造を改めさせ、内部留保を今こそ使うことを求めるとともに、「労働時間短縮」「有給休暇取得」で雇用を増やす、「労働者派遣法の抜本改正」の取り組みを職場・地域で大きく展開し、要求前進の展望を切り開くことが求められています。


 たたかえば前進「MICなど夜の銀座デモ」

平和と正義のための銀座デモ(3/27)
  MIC(ミック、日本マスコミ文化情報労組会議)と中央区春闘共闘会議は、3月27日、銀座公園での集会後、「平和と正義のための夜の銀座デモ」をおこないました。
 集会で豊秀一MIC議長は「09春闘は厳しい春闘ですが、ここが踏ん張り時です。今、非正規労働者だけでなく正規労働者にもリストラの大波が押し寄せてこようとしています。東京新聞労組では、雇い止めされそうになった派遣労働者を組合に迎え入れ、雇い止めを撤回させました。

 また、電算労東和システム支部では名ばかり管理職の残業代裁判に勝利判決をかちとりました。たたかえば前進できると思います。銀座を歩いて訴えていきましょう」と呼びかけました。時折小雨がぱらつく冷え込んだ夜でしたが、300人の参加者は元気いっぱい、道行く人にアピールしました。


 初のストライキで要求実現へ
           郵産労東京 3支部で32人

郵政民営化後初のストライキに突入(3/23)
  【郵産労東京】郵産労は、昨年実施した「09春闘アンケート」をもとに、@大幅賃金引上げ、A非正規労働者の均等待遇と正社員等への登用要件の緩和、B正社員の大幅増員、C「郵政民営化」見直しの要求で〇九春闘をたたかっています。

 ストライキを行うための一票投票は、73・19%で批准し、本部はストライキ体制を背景に、この間六回の交渉を行ってきましたが、会社の回答は「月給制契約社員のみ2000円の賃金引き上げ、他はゼロ」と全く誠意のないものでした。

 中央闘争委員会は3月19日「ストライキ決行指令」を出し、3月23日、全国12の拠点支部・25の職場で100名が1時間から5時間の時限ストを決行しました。
 東京では、銀座支部17名、小石川支部6名、杉並南支部9名がストライキに参加しました。3支店前では、「ストライキ突入集会」が、郵産労各支部や地域労連、郵政ユニオンなどからの支援者と、当該支部組合員あわせて総勢170名で開かれました。東京地評からは伊藤潤一議長、柴田和啓労働政策局長、菅原均事務局次長がそれぞれの支部に激励に駆けつけつけてくれました。

 集会では、ストライキ決行組合員が紹介されると励ましのエールがおくられ、また、各団体からは激励の挨拶があり、集会は成功裏に終わりました。
 また、日本郵政本社前で行なわれた「ストライキ突入本社集会」は、150名の参加で要求実現に向けてたたかう決意を固めました  郵産労としての初めてのストライキは、職場労働者に希望を与え、組合員の団結を強め、引き続き組織拡大に取り組む力となりました。