武蔵村山東大和に地区労を結成

 挨拶する伊藤文夫議長
   7月18日(土)、東大和市立中央公民館ホールにて「武蔵村山東大和地区労働組合協議会」結成大会を開き、都内で唯一の地区労空白地帯と言われていた武蔵村山、東大和地域に、地域労働者の砦として待望の地区労を立ち上げることができました。
 これまで、この地域に地区労を組織することは、当然ながら大きな課題となっていました。しかし、いつも一歩踏み込んだ話し合いに至らぬまま、いつしか立ち消えになる状態が続いていたのです。
 二〇〇八年七月、三多摩労連、東京地評からの改めての呼びかけに応え、地域の主要な労働組合等が集まって会合を開き、二〇〇九年度中の組織結成を目指して、話し合いがスタートしました。この間に一八回の会合と、二回の市民集会を開催し、組合のみならず、地域住民の間に結成に向けた気運を高めることができたと自負しています。
 初代議長には、東京土建村山大和支部の伊藤文夫委員長が就任しました。結成時点の傘下組織はまだ五つのみであり、登録人員も三五〇人という「華奢な体」ではありますが、関連組織の応援をいただきながら、地域に働く者、地域に住まう者の豊かな暮らしの実現を目指して大きく成長していきたいと考えます。応援をよろしくお願いいたします。
                        (村山大和地区労事務局長 後藤祥夫)


 異業種の仲間と交流
  東京土建 山梨・西湖キャンプ
 将来有望な新人諸君の素顔

 7月25日から一泊二日で、山梨県西湖にて、東京土建青年部主催のキャンプ行われました。青年協もあかつき印刷の青年労働者とともに参加し、満天の星空のもと交流を深めました。

  今回は今春採用の新社員が多く集まり、二〇代のパワーがすぐれて発揮されました。食材をたちどころに食べ尽くし、ゲームの景品が肉であると知れば、死闘の限りを尽くす新人たちの姿には、あらゆる将来性を感じられたのではないでしょうか。

  異業種の仲間と交流を深めることができる素晴らしい企画でした。来年はさらに多くの新人たちを集めて参加したいと思います。



 なんでも相談会「9人が生活保護を申請」
 相談はこちらへ

 西東京地区労、新婦人西東京支部、西都保健生協など西東京市内7団体で構成する実行委員会が、三鷹ハローワーク(西東京分室)のある西東京市役所庁舎に会場を設け、21日午前10時から午後三時まで「なんでも相談会」を実施しました。駅頭やハローワーク前で宣伝し、市内主要地域に案内ビラを配布、すべての公民会に案内ビを置くなどして準備をしました。雨天でしたが当日もハローワーク前や田無駅で宣伝を実施。相談者は途切れることなく訪れ二六人。相談席を増設しても一時は順番待ちが出るほどでした。

 探しているが仕事が見つからないという相談が一二人にのぼり、九人が生活保護を申請することになりました。その場で市の窓口まで同行するなどの親身で精力的に活動ができました。他には、障害のある子どもの仕事や将来に関する相談もありました。
 市の後援を受けた二回目の相談会を成功させた力で、相談案件のフォローを行うとともに、相談会を今後も継続させて定着させたいと話し合いました。


 賃上げで不況打開を! 7・23中央行動に3000人が集結

 7月23日昼、日比谷野音での中央総決起集会
  全労連・国民春闘共闘・国民大運動実行委員会は、七月二三日(木)、「不況打開、仕事よこせ、なくせ貧困!国民要求実現、七・二三中央行動」として、日比谷野音での中央総決起集会や各省庁前要求行動や銀座パレードを行いました。

 東京春闘共闘は朝八時三〇分より、九段下の東京労働局前で、最賃引き上げを求める宣伝行動を行いました。東京春闘共闘の柴田事務局次長は「六月三〇日の東京労働局前座り込みのおり、参加していた仲間に中高年の男性が声をかけてきた。派遣切りに遭い三日間何も食べてないと言う。保護申請に同行をしたと報告がありました。安心して働ける社会、生活できる最低賃金の引き上げは急務」と訴えました。

 12時15分から日比谷野音で中央総決起集会が行われ、全国から約三千人が駆けつけました。主催者挨拶で大黒作治全労連議長は「自公政治の構造改革は貧困をもたらした。国民の声を今度の総選挙で示し、賃上げ、雇用確保、最賃引き上げを目指す行動の先頭に立とう」と呼びかけました。他に六団体から決意表明が行われました。

 13時15分からは人事院・厚労省前で、一四時からは総務省、財務相、国交省、農水省前で要求行動が行われました。国交省前で東京土建の三宅常任中執は「アスベスト被害で百名以上の組合員が裁判を起こしたが、裁判中に二〇名以上が亡くなった。厚労省も悪いが国交省にも責任があり許せない」と強く訴えました。
 15時、再び日比谷公園に集結した参加者は銀座パレードへ出発し、「時給を千円以上に引き上げろ」などとシュプレヒコールを銀座に響かせました。 霞ヶ関周辺は終日の各種行動で注目を集めました。


 許すな!公・民賃下げサイクル 7.17人事院前行動
 人事院前行動

 8月上旬に出される〇九年人事院勧告に向けて、七月一七日午後六時三〇分より、東京地評と東京春闘が主催する「許すな!公・民賃下げサイクル七.一七 人事院前行動」が行われ、四〇団体から四五〇名が参加しました。 人事院は、与党の政治圧力に屈して、本年五月に既に確定している六月の一時金の一部「〇・二ヶ月」を凍結する異例の臨時勧告を強行しており、この一時金の凍結解除と生活改善できる賃上げを求める、参加者の熱いシュプレヒコールが夕闇迫る人事院のビルに響き渡りました。

 集会では、東京地評伊藤潤一議長が主催者挨拶を行い、公務労組連絡会鈴木常浩事務局次長、東京地評民間部会の室井清全国一般委員長、国公労連門田敏彦中央執行委員から連帯・激励の挨拶を受けました。続いて、当該組織である東京国公を始め、東京自治労連、都教組、都障教組、首都大学職組の公務各単産、民間からは東京医労連の代表から決意表明が行われました。 最後に、「労働者・国民の購買力向上、内需拡大が求められている中、賃金のマイナススパイラルを断ち切るためにも、公務労働者の生活改善のためにも、我々は人事院に対し、人事院が自らの役割に立ち返り、夏季一時金凍結解除と賃金引き上げ勧告を行うことを求める」とする決議を集会の総意で採択しました。
正社員身分を求めてエルメスと闘った藤野さん、勝利和解で解決!

 高級ブランド・エルメスジャポンに正社員として採用されたにも関わらず、長年嘱託社員の身分にされたあげく解雇通告された藤野里奈さんの争議は、二〇〇九年三月一〇日東京地裁において和解が成立、藤野さんの正社員としての身分が確認されるという大きな成果をあげました。 藤野さんの闘いは、不安定な身分のまま声を上げられないでいる多くの非正規の仲間を励ますものです。
 藤野さんは、二〇〇八年三月に、「九月末での雇い止め」予告をされた直後に全国一般東京地本に加盟。背景にはエルメスジャポンの大量解雇計画がありました。次々と生え抜きのベテラン社員が退職勧奨をうける中で起きた象徴的な解雇事件でした。 エルメスでの勤務後、組合事務所に毎日のように通い、職場の仲間へ働きかけ、地域や公務の仲間の行動にも積極的に参加し、地道な作業も率先して取り組む藤野さんのひたむきな姿が共感を呼び、東京国公などを中心に支援対策会議が結成され、闘いを大きく包み込みました。
  6月8日、「勝利報告集会」が開かれ、約一〇〇人がお祝いに駆けつけました。残念ながら藤野さんはエルメスを退職することになりましたが、「引き続き闘っている皆さんのお手伝いをしたい」と決意しています。
 ご支援いただいた多くの皆さんに心より御礼申し上げます。