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大会宣言

 東京地評は、菅政権や小池都政の無為無策、東京五輪・パラリンピック開催強行で新型コロナ感染爆発となり、医療提供体制の深刻な危機が続く中、第20回定期大会をオンラインで開催し、2022年度のたたかう方針を確立した。

 国政と都政が混迷を深め、労働者・国民の命と健康、くらしが脅かされている。新型コロナの感染は社会全体に広がり、職場や家庭内の感染も増大した。重症患者が急増し医療体制は困難を極めている。入院が必要な多くの感染者が自宅療養を強いられ、病状急変で命を落とす人も出ている。医療、介護、保健所を拡充し、命を守ることを最優先とする国政、都政に変えることは急務である。

 コロナ禍は働く者の仕事、雇用、くらしを直撃した。東京地評は、雇用悪化、格差拡大を許さず、生活を守り、医療体制拡充を掲げて1年半にわたり奮闘してきた。国政と自治体、議会に働きかけ、多くの補助・支援・協力の制度をつくり拡充して雇用と賃金を守ってきた。さらに前進させる必要がある。
 また、最賃1500円、全国一律最低賃金制度を掲げ、深刻な危機にある非正規労働者、女性・青年労働者の賃金大幅引上げと生活を守る運動を進めてきた。東京の最低賃金時給は10月から28円引上げで1041円となるが、働く者の厳しい実態と切実な要求からみて大変不満な水準である。最賃1500円、全国一律制度実現をめざし、中小企業支援制度を創設・拡充しながら運動を加速させる。

 東京地評は、組合員の命とくらしを守り、権利侵害を許さない立場を堅持し、コロナ禍の取り組みを展開してきた。大企業などが莫大な利益をあげながら、コロナに便乗して解雇・雇止めや賃下げ、労働条件の改悪で労働者を苦しめている。争議支援等の行動を強化し働く者の人権を守るため全力でたたかう。労働相談活動と組合加入の取り組みをさらに強める。加盟単産・地域組織は、コロナ感染拡大という厳しさの中でも労働運動を継続し、職場や地域の期待に応えて活動してきた。組織の強化、拡大を追求し、たたかい続けよう。ジェンダー平等の実現、ハラスメント根絶など切実な要求を前進させ、すべての働く者を守り、人間らしく生き働ける職場と地域をめざそう。

 代議員の発言は、オンラインと文書により行われた。加盟組織の多彩な運動、職場で奮闘する組合員の熱い思いを反映した豊かな内容を東京地評全体で共有し、組織強化と運動前進につなげていこう。
 
 歴代自公政権への国民の怒りが高まっている。安倍・菅政権は強権・腐敗政治を押し進め、国民の命を守らず働く者をないがしろにしてきた。コロナ対応に失敗し行き詰まった菅首相は、国民の強い怒りと批判を前に政権を投げ出した。改憲、軍拡、社会保障削減の自公政治継続を許さず、目前に迫る衆議院選挙で政権交代、国政を転換しよう。新自由主義の政治を変えよう。市民と野党の共闘、野党共闘を加速し、立憲主義・民主主義・平和主義を取り戻す野党連合政権をめざし全力でたたかおう。
 都民犠牲の小池都政も許されない。都立病院と公社病院は、コロナ感染拡大から都民を守るため全力でたたかい続けている。もうけ優先、患者負担増、感染症など不採算医療切り捨てにつながる「独法化」を何としても阻止しよう。
 働く者の要求実現、東京地評の運動と組織の前進をめざし、団結を強め全力で大会方針を実践していこう。

以上、宣言する。

2021年9月26日
東京地方労働組合評議会第20回定期大会