HOME東京地評について25都議選 私たちの争点②新倉大輔さん
25都議選 私たちの争点②新倉大輔さん

払ったお金を捨てないで
東京都は、プロジェクションマッピングや巨大噴水など大型公共事業に数十億という税金を費やす一方で、都庁の真下で行われている生活困窮者への炊き出しには、なんら支援がありません。それどころか炊き出しを追い出すような対応までしています。
インフラ整備としての建設需要が高まる一方、いわゆる地元の建設事業者は、人手不足を原因に廃業に追い込まれています。国や自治体が、労働者や地元の建設業者に適切な報酬・賃金を保障していないことが要因の一つです。
私は国の発注する港の建設工事の監督をしているため、公共事業の重要性はよく理解していますが、税の執行は都民・国民本位であるべきです。適正な税の執行と、公契約条例の制定が求められます。広域自治体である東京都だからこそ効果を発揮できるはずです。
住民税や消費税、地方交付金など、様々な形で私たちの払った税金が自治体の運営に使われています。都議選は巨大な私たちのお金の執行を決める選挙です。「払ったお金をただ捨てただけ」になってしまわないよう、選挙に行って政治を変えましょう。