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首都圏青年ユニオン学生メンバーがフードバンク 来場者やスタッフが組合に加入
2021.12.03

 11月23日に、豊島区の東京労働会館でフードバンクを開催しました。首都圏青年ユニオンの学生組合員が中心となりました。米、乾麺、カレーのルーや野菜などの食料品、トイレットペーパーなどの日用品を配りました。生理用品を用意しており、予想以上に持ち帰る方が多くいました。全員にアンケートに回答していただき、労働相談も募集しました。

 利用者は、見込みを上回る74人。そのうち2人の労働相談を受けました。一人は、焼肉屋でアルバイトをしており、月に20万円ほどの収入を得て暮らしていたものの、コロナ禍のシフトカットで月6~7万円ほどしか稼げなくなり、貯金を切り崩してなんとか今まで生きてきたという方です。今後、組合に加入して共に休業支援金を申請し、必要に応じて会社と交渉を行う予定です。

 また、もう一人、当日の活動を手伝ってくれた学生スタッフが組合に加入してくれました。労働組合による反貧困運動が重要だと感じ、今後会社との団体交渉の支援にも参加したいとのことです。

 厳密な集計はこれからですが、利用者のうち多数が高齢者とシングルマザーの方でした。報道にある通り、コロナ禍のしわ寄せを特に強く受けている層にご利用いただいたと考えています。

 今後、他の地域や大学キャンパスでもフードバンクを開催していく予定です。

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