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事務局長談話
「東京地評は言論封殺の暴力を許さず民主主義を守り抜く」
2022.07.08

2022年7月8日

東京地方労働組合評議会・事務局長/井澤智

 故・安倍晋三元首相への襲撃は、言論を暴力で封殺しようとするものであり、けっして許されない。強い憤りをもって抗議するとともに、故人とご遺族に哀悼の意を表するものである。

 思想・信条や要求が異なっていたとしても、言論を通じて進むべき道を定め、物事の解決をめざしていくのが民主主義の原則である。こうした蛮行は日本の民主主義を揺るがしかねない。

 私たち労働組合は、何よりも日本国憲法に明記された国民主権、平和と民主主義、基本的人権の尊重を大切にしてきた。社会の大切な根本原理を守りぬくために、国民と力をあわせて引き続き奮闘していく。働く人たち、働きたいと願っている人たちの要求を実現する社会をつくるために、全力を尽くす。

 卑劣極まる言論封殺と暴力を許さないという国民の強い意志を、いまこそ投票に行くことで示しそう。いま闘われている参議院議員選挙は、暴力が自由と民主主義を封殺することを許さない、平和な社会を築いていく大切な機会である。

 東京地評はすべての有権者に、自らの要求・願い、信条にもとづいて進むべき政治の行く先を選択し、投票することを心から呼びかけるものである。(以上)

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