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私たちの”生活”から考える「軍拡と改憲」 弁護士と青年で一緒に考えました🤔
2023.02.22

 東京地評青年協は2月12日(日)13:30~17:15、「わたしたちの”生活”から考える『軍拡と改憲』」と題した学習交流を東京労働会館7Fラパスホールとオンライン併用で開催しました。

講演する青龍美和子弁護士

 明日の自由を守る若手弁護士の会・青龍美和子弁護士が講演しました。冒頭、憲法(とりわけ9条)の持つ価値や、安保3文書の問題点などを解説。労働組合法上も政治運動や社会運動が認められており、憲法を守りいかす活動は、「労働者や労働組合こそ取り組む必要がある」と述べました。

 また、アメリカの対中戦略や台湾有事の中で日本が戦争に巻き込まれる危険性を指摘しながら、「日本政府は、軍事的緊張を高めるのではなく、外交努力によって不信感を取り除く外交努力に力を注ぐべき。軍事費倍増分の5兆円を子育て・教育、医療、年金の充実に使おう」と提起しました。

 講演後は、リアル&オンライン参加者は5つのグループにわかれて、ディスカッションを行いました。「『軍拡と改憲』が私たちの生活にどうかかわっているのか」「労働組合としてなぜ取り組むのか」についてみんなで考えました。参加したグループからは、「『世界はだれかの仕事でできている(ジョージアCM)』のように、自分や他のだれかのために働く権利を保障するために、労働組合が平和な社会を守っていく必要がある」と報告。労働者が働く権利と生活を保障するために、労働組合が軍拡と改憲に反対していくことの重要性を確認し合うことができました。

 行動提起では、「①憲法改悪を許さない全国署名、②平和、いのち、くらしを壊す大軍拡・大増税に反対する請願署名に取り組もう」と呼びかけられました。

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