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5・3憲法集会に2万5千人 憲法守り、あらたな戦前にさせないとアピール
2023.05.10

 憲法施行から76年を迎えた5月3日、安保3文書の閣議決定、敵基地攻撃能力の保有など安全保障政策が大きく転換されるもとで、江東区・有明防災公園にて「2023憲法大集会」が開催され2万5000人が参加しました。

プラカードを掲げる集会参加者(東京憲法会議・田中章文氏提供)

 集会実行委員会の高田健さん(「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」共同代表)が開会あいさつ。岸田政権は敵基地攻撃能力の保有を明記した安保3文書を閣議決定するなど戦争の準備をしているが、「やるべきは平和の準備です」と強調。岸田首相が来年9月までの任期中に改憲をめざすと公言したことに触れ、「全国でたたかい、阻止しよう」と呼びかけました。立憲民主党の西村智奈美代表代行、日本共産党の志位和夫委員長、れいわ新選組の櫛渕万里共同代表、社民党の福島瑞穂党首があいさつ。参加者と一緒に壇上から「敵基地攻撃能力いらない」などと書かれたプラカードを掲げました。

 集会では「憲法9条を掲げ、世界の市民とともに反戦・平和のたたかいに取り組む」などとの集会宣言も読み上げられ、参加者の拍手で確認。集会後には、台場コース、豊洲コースのパレード・デモが行われ、参加者は「改憲反対、大増税・大軍拡やめよ」とアピールしました。

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