労組プレ企画は「ボードゲームで学ぶ憲法」
東京地評青年協・全労連青年部は2023年6月11日（日）10：00～12：00、銀座のホテルで、若者憲法集会2023労働組合企画・「ボードゲームで学ぶ憲法」を開催し、青年組合員等45人が参加しました。
東京地評青年協常任幹事・杵島歩さんによる開会あいさつの後、司会（全労連青年部・森彩香さん、東京地評青年協・長沼大生さん）から趣旨説明と交流ゲームの紹介がなされました。
参加者は会場内8つのグループにわかれてゲームスタート。アイスブレイクゲーム・「カタカナ禁止の自己紹介」で組合活動を交流した後、チーム協力で脱出を目指すゲーム・「ito」で親睦を深めました。「ito」は6グループが脱出に成功しました。
憲法ビンゴの勝者には Nintendo Switch✨
さいごは参加者対向型の「憲法ビンゴ」で交流。参加者は配布されたカードに指定された数字（憲法の条文となる数字）を書き込み、憲法の条文と価値を学びながらビンゴを目指しました。
見事ビンゴを勝ち取った10人は、Nintendo Switchや飛騨牛すき焼きセットをはじめとした豪華景品を手にしました。
全労連青年部部長・保科雄治さんが閉会あいさつをし、本集会・デモ行進の成功へ意思統一をしました。
「若者の立ち上がりこそ、憲法を力にする」
同日13：30～15：20、本集会・若者憲法集会2023（同実行委主催）が、有楽町朝日ホールで開催され、約1000人が参加しました。
政治学者・渡辺治さん（一橋大学名誉教授）が、「日本とアジアの平和を創る憲法の力」と題して記念講演。日本国憲法の制定から安保闘争、ジェンダー差別、世界の戦争など、様々な困難において憲法が果たした役割と立ち上がった青年の運動を振り返りながら、「憲法は、立ち上がる市民にとって大きな力となる。立ち上がらなかった人々にも力が及ぶ」と解説しました。岸田首相による大軍拡、改憲の危険性を指摘しながら、「若者の立ち上がりこそ、憲法を力にする。君たちの番だ」と訴えました。
職場・地域・学園等で集会実行委員会をつくり、「改憲反対」等のアピールへの賛同者を多く集める「全国青年憲法運動」を実践した取り組みが紹介され、代表して4団体が決意表明をしました。
集会後、参加者は日比谷公園から弾正橋へ向けてデモ行進をし、1500人が参加。「憲法変えるな、政治を変えろ」「今すぐ手取り20万以上」と銀座の街を行進しました。
