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平和・憲法
「核兵器のない平和で公正な世界を」 4年ぶりに現地に集った原水禁世界大会in長崎
2023.08.08

 原水爆禁止2023年世界大会・長崎の開会総会が7日、長崎市内で開かれました。4年ぶりに現地に集った原水禁世界大会in長崎。台風のため短縮しての開催でした。

 世界の市民や政府代表、被爆者、反核平和団体の代表らが集まり、核なき世界の実現に向けた取り組みを報告。日本原水爆被害者団体協議会や、オーストリアのアレクサンダー・クメント欧州国際関係省軍縮軍備管理不拡散局長・大使、サウル・サンブラーノ駐日メキシコ臨時代理大使、鈴木史朗長崎市長などがあいさつしました。核兵器禁止条約を力に、核兵器廃絶に向けて連帯を広げようと呼びかけました。

 広島・長崎への原爆投下から78年。唯一の被爆国である日本(政府)は、アメリカの核の傘に依存し、核抑止力論も肯定しています。ロシアのウクライナ侵略等を口実に、軍事費2倍化、敵基地攻撃能力の保有、憲法改悪を推し進めようとしています。

 軍事的緊張が高まっている今こそ、核軍縮の前進が強く求められます。大会参加者は多くの人々と手をつなぎ、核兵器のない平和で公正な社会に向けて奮闘する決意を固め合いました。

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