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医療・介護・福祉の予算を増やせ 医療従事者や国会議員と日比谷で集会 
2023.10.20

 医療団体、労働組合でつくる実行委員会は10月19日、国に対して医療・介護・福祉の予算増額を求める「いのちまもる総行動」を日比谷野外音楽堂で開催しました。医師など医療従事者や労働組合、国会議員など3100人が参加し、「賃金を大幅に引き上げろ」「健康保険証をなくすな」「戦争する国づくり反対」と政府に求めました。

 主催者あいさつで佐々木悦子日本医労連委員長は、人員不足で現場の働き方が厳しくなるなか、岸田政権の医療・介護規制緩和策は許せないと指摘。「ご一緒に医療・社会保障の拡充で命と人権を守る政治への転換を求めよう」と訴えました。

 福祉保育労群馬支部の栁澤万里子さんは「保育士の賃金は全産業平均より月7万円も低く、自立して生活できません。軍事費を2倍にという政府に、財源を理由に賃上げ、増員できないと言われたくない」と強調。

国会議員、医師会などが連帯

 国会からは、立憲民主党から近藤昭一衆院議員、日本共産党から田村智子参院議員らが挨拶した他、「ザ・ニュースペーパー」のコント、日本医師会、日本歯科医師会のメッセージ紹介がありました。

 集会後参加者は、銀座の街をパレード行進し、厚生労働省に要請しました。

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