東京地評女性センターは2月23日午後、ラパスホールにて24春闘単産・地域学習交流会を実施し、35人が参加しました。

　前段では、女性の要求のくみあげと仲間増やし、賃金引上げ・底上げ、労働時間短縮、ハラスメント撲滅等を重点においた春闘方針を提案。ＪＭＩＴＵ小坂研究所の23春闘の取り組みに迫ったＹｏｕＴｕｂｅ動画も視聴しました。

　後段では「ハラスメントをどう職場からなくしていくか」をテーマに、全労連女性部長の舟橋初恵さんを講師に学習。舟橋さんは現状や課題に触れながら、「組合として学び討議し、何がハラスメントに該当するかきちんと共有すること。アンケートの実施などで現状を把握し、対策・対応を組合で検討すること。もし起こってしまったら、会社にしっかり再発防止策を要求し根絶につなげよう」と締めくくりました。その後、ＭＩＣの使用者にハラスメント防止・根絶宣言にサインさせる取り組みについて全印総連の小澤晴美さんが報告しました。

　各職場でのハラスメントの実態や春闘要求についても交流。参加者から「自分自身の言動はどうかふりかえなければ」「人権に対するしっかりとした考えを持たないと」「春闘方針は単組でも取り組みやすい内容なので取り組んでいきたい」等の感想が寄せられました。