中央メーデー

　5月1日、代々木公園にて第95回中央メーデー集会が開催され、雨の中1万2000人(主催者発表)が参加しました。

　小畑雅子代表委員（全労連・議長）が主催者あいさつをした後、関口広行さん（24けんり春闘全国実行委員会・実行委員）が連帯あいさつをし、田村智子さん（日本共産党・委員長）と本田由紀さん（東京大学・教授）が激励あいさつをしました。

　その後、各労組の代表が決意表明をしました。「組織拡大のカギは、職場に労働組合の『存在』を見せることにある」（東京自治労連・世田谷区職労）「消費税減税、インボイス廃止が中小業者、国民の暮らしを豊かにし守ることにつながる」（東京土建）「白タクが合法化されればタクシーやバスなど公共交通機関が衰退し、国民の移動する権利が奪われる。絶対阻止を」（自交総連）と訴えました。

　メーデー宣言が採択された後、矢吹義則代表委員（東京地評・議長）の掛け声とともに団結ガンバローで集会を締めくくりました。

三多摩メーデー

　『変えるのは私たち…ひとりひとりが大事にされる社会へ』をテーマに、三多摩メーデーが開催され、激しく雨が降る井の頭公園西園競技場に三多摩地域から１３００人の仲間が集まりました。

　三多摩労連や三多摩春闘共闘などたたかう労働組合の仲間で組織する三多摩メーデー実行委員会が準備をすすめ、参加組合が朝早くから会場設営に協力しました。「物価高騰の中、実質賃金は２３カ月下がり続けている、今こそ賃金の大幅アップ、今すぐ全国一律最賃１５００円、目指せ１７００円！」戸久世実行委員長は政府や財界に怒りを込めて訴えました。