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賃金・労働
今年こそ大幅引き上げを 6.19最低賃金ビッグアクション
2024.06.26

 東京春闘共闘会議は、6月19日、第4次最低賃金ビッグアクションとして、池袋駅東口前にて宣伝行動を展開し、65人の参加でチラシ付ティッシュを1000枚配布しました。

 矢吹議長は、「24春闘で賃金は大幅に引き上げられたと報道されているが、その影響は一部にとどまっている。賃上げを広く波及させるためには、最低賃金の引き上げが最も重要だ。都知事選は私たちの暮らし、働き方に大きく影響する。都民本位の都政へ転換させるべく、必ず投票をしよう」と挨拶をしました。

 6組織の代表者から発言があり、このうち東京医労連の清水書記次長は「政府は、医療従事者の賃金を2.5%引き上げるとして、今年度の診療報酬改定を行いました。しかし、賃上げどころか定期昇給すらも厳しいのが実態です。病院は赤字経営であっても、公定価格が定められていることから自由に価格転嫁ができません。その公定価格には最低賃金が大きく影響しています。医療体制を維持していくためには、最低賃金の大幅引き上げは不可欠です」と訴えました。

 今後も東京地方最低賃金審議会での目安審議に合わせて、宣伝・包囲行動の実施を予定しています。労働者の実態と要求が審議に反映されるよう、引き続き奮闘していきましょう。


 6月25日より中央最低賃金審議会で「本年度の地域別最低賃金改定額の目安について」議論が開始されました。早ければ7月24日に都道府県ごとの改定目安額が答申される見通しです。

 同日、国民春闘共闘委員会は包囲行動を実施しました。下記のリンクからその報道をご覧いただけます。

 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1253149

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