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福島原発事故10年 千葉訴訟が東京高裁で勝利
2021.02.28

 「国と東電は責任をもってふるさとを返せ」。10年前の福島原発事故で千葉県に避難した住民たちによる訴訟で、東京高裁は、2月19日、国の対応を断罪し東電とともに国にも賠償を命じる判決を下しました。

 事故の9年前、国自らが公表した地震予測の長期評価に基づき対策をとっていれば全電源喪失は防げたと、国の役割放棄を批判。原発推進に前のめりの国を断罪する判決です。

 同日に展開された東京高裁前行動で、井澤東京地評事務局長が挨拶。「原発事故根絶の闘いは、地裁・高裁ひとつひとつの訴訟で国の責任を認めさせ、積み上げること」と強調しました。勝訴判決は事故根絶にむけた「希望の光」(原告・南原さん)です。

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