平和・憲法
非核へ針路を 被爆80年の平和大行進が出発
2025.05.14

5月6日(火)、原水爆禁止国民平和大行進実行委員会は「被爆80年・2025年原水爆禁止国民平和大行進」東京―広島コーススタート集会を夢の島・第五福竜丸展示場前で開催しました。出発集会には約600人が参加し、被爆者を先頭に、広島に向かって元気よく歩き始めました。
出発集会で開会あいさつした原水爆禁止世界大会実行委員会運営委員会共同代表の高草木博さんは、米国第一主義と対米従属する日本政府を批判し、「日本でも世界でも、危険な政治に対して地殻変動のような大きな変化が始まっている」と強調。「参院選と東京都議選は日本の針路を変えるチャンス。非核平和の日本の実現こそが真の安全と平和の道だと訴え、世界大会の大成功へと発展させよう」と呼びかけました。
連帯あいさつした第五福竜丸平和協会専務理事の安田和也さんは、保存運動の中から第五福竜丸展示館ができて49年だと紹介し「核兵器のない世界に向けて、ますます声を広げよう」と語りました。
集会後には夢の島公園から日比谷公会堂前までデモ行進を行いアピールしました。翌7日(水)9:00~9:20に芝公園平和の灯前で出発式を開催し、9:20~15:00多摩川六郷土手まで行進し、神奈川への引継ぎ集会を行いました。
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