賃金・労働
政府は医療崩壊くい止める対策急げ 東京医労連が厚労省に抗議
2025.08.18


東京医労連は8月4日(月)夜、医療労働者の大幅賃上げと診療報酬の改善を求めて厚労省前宣伝を実施し、62人が参加しました。
東京医労連・嘉瀬委員長が他産業より低賃金に抑えられている医療労働者の実態を告発しながら、厚労省に「いますぐ実効性ある方針を」と訴えました。看護師がマイクを握り、現場の声を代弁して厚労省に賃上げと人員増を迫りました。
東京地評・井澤事務局長は「新しい診療報酬によって医療機関がつぶれ、労働者が離職している。医療崩壊をくい止めるための対策を急げ」と求めました。
終了後、参加者は銀座の街をデモ行進しました。
10/4~10/20は 全都いっせい宣伝
東京地評は10月4日~20日に、医療・介護・福祉分野で働くケア労働者の処遇改善や報酬制度の抜本改定等を求める全都いっせい署名宣伝に取り組みます。8月現在、すでに11組織で宣伝が計画されています。
臨時国会開会前に運動を展開し、地域や現場の声を結集させた立体的な取り組みとして、社会的波及を高めていきましょう。
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