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いま求められるラジオとは?「全国ラジオ会議」を開催 荻上チキ氏などが講演
2022.07.08

 民法労連は6月18日、2022全国ラジオ会議を東京労働会館でネットと会場を繋げ開催しました。

 第一部基調講演は講師に荻上チキ氏を迎え「ラジオメディアと現代社会」を展開。現在放送中の「荻上チキ Session」のメインパーソナリティとして、また評論家としてのラジオメディア論を展開。特に印象に残った事実のフレーミング理論は、テーマ型・エピソード型とタイプ別に事実表現を変えて相手の思考に与える重要性を説きました。チキ氏の目指すのは”生きづらさに寄り添うラジオ(声の力/浸透性)”であり、リスナーとの情報共有意識の形成が大切とまとめました。

 第二部パネルディスカッション「もっとラジオを元気にするには」石井彰(放送作家)石井育子(元FM 東京報道部長)狩俣倫太郎(琉球放送アナウンス室長)で討論しました。今のラジオに必要なもの?これからのラジオの生き方は?を参加者を巻き込みながら展開しました。さらに、困っている事・配信・新しいビジネスなどで意見交換しました。

 6月19日は東京スカイツリーに設置されているTQL FM送信機室見学しました。人数は17人で文化放送テックイノベーション部 津茂谷(文化放送労組書記次長)の案内で中々見学が許可されないTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送共用の送信機室と屋外送信機を見学しました。

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