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2024年都知事選スタート集会 学者や国会議員が決意表明
2022.10.19

 2020年の東京都知事選挙に向けて、浜矩子、五十嵐仁、永山和利の3氏の呼びかけに応えて参集された「呼びかけ人会議」は10月5日、2年後に迫った東京都知事選挙で市民と野党の共闘を実現させ小池都政の転換をめざす「2024年都知事選挙スタート集会」を開催しました。

 開会挨拶で浜矩子代表呼びかけ人は「政治家が世論に背を向けることは、文字通りの背信行為。都民の声に背を向けた都政には、退場してもらうしかない」「荒れ野で叫ぶ市民と野党の声で,世論に背く政治を退陣させ,政治に魂を吹き込もう」と呼びかけました。

松下武蔵野市長が講演「市民と野党の共闘で切りひらいたもの」

 講演に立った松下玲子武蔵野市長(写真右)は「市民と野党が切りひらいたもの」と題して、子どもの時の親の転勤で全国各地で生活した経験から、住む所によって、給食がある自治体とない自治体など、「政策や制度がまったく違う」ことに気付いたことが政治家としての原点と自己紹介。市長として5年間、「市民の声にしっかり耳を傾けることの大切さ、反対する人の声にも真摯に向き合う大切さを感じてきた」「コロナ渦で保健所など公共の役割が重要だと痛感した。住民福祉の向上に尽力したい」とのべ、保育園待機児童の解消、18歳までの医療費無料化、自治基本条例の制定などのとりくみを紹介しました。

 2020年の都知事選挙で市民と野党の共闘の候補として奮闘された宇都宮健児弁護士は、この間の都知事選挙、都議会議員選挙、衆議院議員選挙などを通して東京における市民と野党の共闘のとりくみが前進をひろげてきたことを紹介、ひくつづく市民と野党の共闘のとりくみを呼びかけました。

 挨拶にたった野党各党の代表は、「市民のみなさんの熱意が政治を動かす。共闘をしっかり強くして政治を変えたい」「東京で積み上げてきた共闘の力で、あたらしい都政をつくるために一緒に頑張ろう」など力強く決意を表明しました。

 参加者からは、「都立・公社病院独法化は本当に許せない」「三多摩格差を解消して欲しい」などの声とともに「地域では市民と野党の共闘が確固としてすすんでいる」などの発言がありました。参加はONLINE参加と合わせ120名。

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