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国民運動
「心に杭は打たれない」の意味を捉え直そう 砂川闘争70周年のつどい
2025.06.12

 1955年に政府が発表した米軍・立川基地拡張方針に反対した住民や労組の運動で、計画を中止に追い込んだ砂川闘争から今年で70周年。闘いの意義を捉え直し継承していくためのつどい(同実行委員会主催)が6月7日、たましんRISURUホールで開催されました。

 当時砂川闘争に参加していた島田清作実行委員会代表は、基調報告で「ともに立ち上がる仲間を増やして日本中から基地をなくし、平和な日本をつくっていこう」と呼びかけました。

平和な日本を「継承」しよう

 成城大学グローカル研究センター・高原太一研究員が記念講演。故青木市五郎氏(砂川基地拡張反対同盟行動隊長)が先祖伝来の土地を子孫に託すことを常に願っていたとし、「砂川闘争の中には『継承』という精神がうごめいていた」と解説。また、氏の言葉「土地に杭は打たれても心に杭は打たれない」の意味・背景を深堀し、捉え直したいと問題提起をしました。

 地権者の子孫によるディスカッションやパネル展示、ドキュメンタリー映画の上映も行われ、夜の集会に650人余、延べ1000人の参加者でした。

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