HOME活動女性・ジェンダー平等「女性が当たり前に働き続けられる社会に」 はたらく女性の東京集会
女性・ジェンダー平等
「女性が当たり前に働き続けられる社会に」 はたらく女性の東京集会
2022.11.10

 第8回はたらく女性の東京集会(主催 同実行委)が11月5日にエデュカス東京とオンライン併用で開催され、130人が参加。フィンランドの理念に学び女性が働き続けられる社会の実現にむけ声をあげていこうと意思統一しました。

 記念講演は、「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」の著者でもあるライターの堀内都喜子さん。ジェンダー平等、幸福度ランキング5年連続1位のフィンランドですが、はじめからそうだったわけではない。小さな国でみんなが幸せに暮らしていくために国民が積極的に社会参加して発言していくなど、仕組み構築の努力がされてきた成果だと強調。「誰ひとり取り残さない」「人が一番の資源」との理念のもと、幼少期から自分の意見を持ち、それが採用されるといった成功体験を重ねていく等の育方針は日本でも取り入れていく必要を感じました。一方で、少子高齢化など日本と同じ問題を抱えていることも知りました。

 講演後はコロナ禍でのケア労働や営業、教育現場などからの会場発言や争議団紹介を行い、笹の家小夏さんのジェンダー落語も楽しみました。

 「学んだだけではなく何ができるか仲間と話したい」「男女格差や若い人の活躍について少しずつでも意識を変えないと」「落語は笑点より面白かった」「働く現場の生の声を聞くのは重要」等の感想が寄せられました。

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