平和・憲法
焼け野原になった下町 戦争と大災害を学ぶツアー
2024.07.30
地域労組こうとうは7月21日、「江東・下町から平和と防災を考えるツアー」を行い、組合員15名が参加しました。
出発は夢の島第五福龍丸展示館。参加者の中には初めて見学という人もいて第五福龍丸に見入っていました。水爆実験から70年の今年、核兵器禁止の必要性を学びました。
つづいて訪れたのは東京大空襲戦災資料センター。江東地域は1945年3月10日の下町大空襲で9万5千人の命が一瞬にして奪われ、焼け野原になった地域です。第五福龍丸と並んで、平和を発信する地域になっています。資料センターでは空襲体験者の体験ビデオなどを見る参加者もいました。
最後は本所防災館。実際に自然災害(暴風雨や浸水体験、地震体験)体験ができます。実際に震度7の地震を体験しました。部屋に6名ずつ入り、「緊急地震速報」と同時に強い縦揺れが襲ってきます。「揺れが収まってから行動して」と言われました。揺れの強さに、かがんで頭を両手で押さえ、揺れが収まるのを待つことしかできませんでした。
関東大震災から100年 大災害への備えを考える
関東大震災から100年余。死者の9割が火災で亡くなりました。首都直下地震はいつおきても不思議ではありません。体験は来るべき大災害への備えを考えるきっかけになりました。
終わってからはみんなで楽しく懇親会に参加しました。(江東区労連事務局次長・中村元)
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