<港区労連>
「みなと9条の会」発足へ 大きなはずみ−美術展


多彩な出展作品を鑑賞する来場者

 憲法九条を守ろう!無実の人々を救おう!と10月28日から31日まで港区青山で「港救援美術展」が開催され、多くの方に来場、協力いただきました。この企画は港区労連が救援会港支部と新婦人港支部などで実行委員会をつくり取り組んできたものです。その中で、今後の「憲法九条を守る」地域の取り組みを視野に、地元著名人に賛同者を募り、ジェームス三木さんや新藤兼人さんなど12人から賛同を得ての開催となりました。

 開催日初日には武井港区長からもお祝いのメッセージが寄せられるなど新たな機運が生まれた救援美術展になりました。また、会場入口には「新潟県中越地震被災者救済」の募金箱を設置し、約一万円の募金が寄せられました。
 港区では「九条の会準備会」が発足し、来春の「みなと九条の会」発足に向けた取り組みの前進に寄与した美術展として成功しました。


<国公権利裁判>
 不当裁判乗り越える運動を

 2002年8月の人事院勧告を受けて、使用者である国が国家公務員の給与を四月に遡って減額したことは「不利益不遡及の原則に反する」として、国公労連が国を相手どって2003年3月に提訴した「国公権利裁判」の判決が10月21日に言い渡されました。


開廷からわずか10秒。
公務労働者への権利侵害に対する不当判決
 原告・組合員で満杯の東京地裁103号大法廷。13時30分。しかし、判決の内容は「原告の請求を棄却する」「訴訟費用は原告らの負担とする。あとは判決要旨を見てほしい」というもの。開廷からわずか10秒足らずの不当判決でした。判決要旨では、公務員の団体協約締結権は「憲法上許されない」、ILO結社の自由委員会勧告は「法的拘束力のある基準ではない」、国家公務員について「不利益不遡及の法理が直ちに適用されない」などとするもので、公務労働者に対する権利侵害を免罪する許し難い判決でした。地裁前の支援集会に結集した仲間からは「(上ばかりを気にする)ヒラメ司法は不要だ」という怒りの声も上がりました。

 判決後の報告集会では「判決は到底受け入れることは出来ない。判決を乗り越えるため控訴を含めた対応を早急に進め、闘いを今後に引き継ごう」「木を見て森を見ない非常識な判決。民間労働者もともに闘う」などの決意表明が述べられ、今後の運動の発展を誓い合いました。