6.22最賃デー
炎天下で664分のハンスト決行
 最低賃金の三年連続据え置きのストップをめざし、全国最賃の平均額六四四円にちなんだハンガーストライキ行動が行なわれました。


スタート直後でまだかなり余裕

 今年度の地域別最低賃金の決定に大きな影響を与える中央最低賃金審議会の目安審議と、地方最低賃金審議会の改定審議がヤマ場を迎える中、全労連・国民春闘共闘・東京春闘共闘は、6月22日、厚生労働省ま前で第二次最賃デーとして、全国平均額664円にちなみ、朝8時から午後7時すぎまで、664分のハンストに取り組みました。






最賃にモンク!Tシャツ
 台風一過の強烈な日差しの下、全国一般、青年ユニオンなど25人の参加者はおそろいの黄色いTシャツ姿で、「生活できる最賃を」「最賃では生活できない」などのプラカードを掲げてハンストに突入しました。




炎天下の座り込みもキツイ!
 参加者からは「来年からはこんな行動をしなくてすむよう、最賃の引き上げを実現したい」「暑さでリタイアしないようがんばる」「言葉だけでなく行動でも示すために、参加した」などの声が聞かれました。
最賃と公契約・リビングウェイジ
−−結びつけた広い運動を−−
 6月15日(火)夜、東京春闘共闘会議による「最賃と公契約・リビングウェィジ学習交流会」が全労連会館ホールにて開催され、90人が出席しました。最初に國學院大學教授の小越洋之助さんから約一時間、講演をしていただきました。
 小越先生はまず、現在の規制緩和による公務の民間委託・民営化と、正規職員の不安定・低賃金労働者への置き換えを指摘したうえで、ナショナル・ミニマムとしての全国一律最低賃金制の重要性を説明。フランスでは首都パリを基準にして二〇年かけて地域格差を縮小していった経験なども話され、金額は生活保護基準をクリアすべきであると強調しました。
 また、アメリカでは120市で公契約条例が制定

小越洋之助教授(國學院大學)
されていることや、大阪や埼玉における自治体交渉の経験、ILO第94号条約も紹介されました。その後、東京土建、全国一般、全印総連、東京自治労連、公共一般、練馬労連、などから公共施設の民間委託と低賃金化、最低賃金との関わりについて発言がありました。
悪魔の賃下げサイクル
今年こそストップを

6/22最賃ハンストとの連帯行動
 国家公務員の賃金を決める人事院勧告が八月上旬に出される予定です。
 今年の人勧の課題は、@国立大学の独立行政法人化にともなう教育職給料表の廃止、A本給マイナス時の不利益遡及と初任給引き下げストップ、B勤勉手当の割合を大きくした成績主義強化ストップ、C寒冷地手当の改悪阻止、D格差を拡大し、公務員給与の低位平準化を狙う地域給の導入阻止、などです。
 公務員賃金は、この間、五年連続で一時金が削減され、二年連続で給与本体が削減されています。
 人事院勧告は、国家公務員だけではなく、地方公務員や人勧準拠の民間労働者など七五〇万人に影響を与えるとともに、日本の全労働者の賃金に大きな影響を与えます。
 春闘期に民間の給与を切下げ、人勧期に公務員の賃金を切下げる”悪魔の賃下げサイクル”を官民一体でストップさせる取り組みを強化することが重要です。