世界のトヨタに社会的責任を問う総行動


夜行バスの強行軍にもめげず奮闘!
 トヨタ自動車は三年連続一兆円をこす利益をあげながら、またもベースアップをせず、労組もベア要求を見送りました。こうしたなか、二月一一日の祝日、全国の怒りを結集してトヨタ総行動が行われました。この日は凍てつくなか朝七時から本社工場と元町工場で宣伝を実施し、夜行バスでで駆けつけた七五人の東京参加団を含めて三八〇人が参加しました。元町工場は八千人の従業員の約半数が非正社員の期間労働者で占められ、トヨタ労組の役員が入口でゴミ箱を用意している中でもビラを受け取ってくれました。一一時からは近くの公園で決起集会をおこない、「トヨタは大儲けを従業員・下請と社会に還元しろ!」と唱和しながら一五〇〇人がトヨタ本社に向けデモ行進を行いました。また前日の一〇日、05国民春闘と総行動実行委員会により「世界の大企業・トヨタの社会的責任を問う」シンポジウムが名古屋市内で開催されました。
労働者の使い捨ては許さない


裁判所は公正な裁判をせよ!
 2月17日、全労連と東京地評の主催で争議支援中央総行動が全都で終日とりくまれ、行動にはのべ6000人が参加しました。
 昼のメイン行動は、一昨年来、東京地裁労働部と東京高裁において、見過ごすことができない労働者側敗訴の不当判決が連続していることから、霞ヶ関の裁判所前で抗議行動と個人請願行動を実施しました。
 裁判所前には組合旗が林立し、歩道いっぱいに並んだ約1000人の労働者は「裁判所は良識ある公正な裁判をせよ」とシュプレヒコールを響かせました。決意表明は、国公権利裁判で不当判決を受けた国公労連、差別是正裁判で不当判決を受けた国民生活金融公庫原告団、破産・全員解雇で工場立ち退きの判決を受けたJMIU東日本鉄工が行ないました。
 夕の五時半から開始されたメイン行動の東日本鉄工親会社の伊藤忠商事本社前には約六〇〇人が結集し、親会社責任を追及しました。
■八王子 広い視野でオルグ推進活動
【八王子労連】

秋の出来上がりが楽しみです
 97年6月の全労連「総対話と共同・10万人オルグ」大運動を受けて、八王子労連では「オルグとは、労連の活動(労働相談・未組織の組織化からスポーツや学習会など様々な活動)の中から『これなら自分でもできる』と思うものを見つけ、手伝ってやろうと思う人や組合活動のボランティアのような人まで含めて、広くとらえる」として、原則毎月一度の推進委員会を開催し、様々なテーマを出しあって、実施してきました。

 2月19日、厨房で働く加盟労組分会長を講師に行われた「味噌作り」には10人が参加しました。大豆・米麹・塩など国産にこだわった材料も大豆を水に浸しておく、麹と塩を混ぜ合わせておくという最低限必要な下準備も、すべて講師がやってくれました。仕込みはダイナミックに、熟成期は繊細に愛情を込めてのアオカビ退治が決め手です(作り方はインターネットから)。
 秋には味噌を持ち寄って食べ比べることになりました。土建の女性からは「労連の行事には初参加ですが、大変楽しい経験をさせていただきました」との感想が寄せられました。