8.31東京都防災訓練に迷彩服
    自衛隊・在日米軍が全面に 東京地評監視行動

物資搬入をする航空自衛隊の人たち(木場)
 「防災の日」前日の8月31日、東京都は江東区、中央区との合同で総合防災訓練を実施しました。

 訓練は、中央区の晴海、銀座、江東区の木場公園、亀戸駅周辺を主会場に羽田空港や米軍横田基地、赤坂プレスセンター、都庁など都内11カ所で行われ、1万5千人が参加しました。

 石原知事のもとで、東京都の防災訓練には在日米軍艦船が3年前から加わり、自衛隊とともに軍事組織が前面に出る異常な訓練となっています。正に「防災」に名を借りた日米合同演習と言えます。今年の訓練では、在日米軍が700人、自衛隊が陸海空あわせて550人が参加する一方、東京消防庁が昨年の3分の1、警視庁が2分の1の参加にとどまっています。

 葛西海浜公園では、沖合に停泊した米海軍強襲揚陸艦「エセックス」(四万トンクラス 佐世保基地母港)からホーバークラフト揚陸艇LCACを海岸へ上陸させ、「帰宅困難者」を母艦に収容する訓練が行われました。

 東京地評は江東区の木場公園で監視行動を行いました。自衛隊練馬駐屯地から都営大江戸線を使った部隊進出訓練に始まり、木場公園から他会場への車両を使った移動訓練も行われました。会場には陸上自衛隊の車両のほか、航空自衛隊のテントも据えられるなど、会場各地で迷彩服姿が目立ちました。  監視行動に参加した阿久津さんは、「本来、防災訓練の中軸となる消防が減り、自衛隊や在日米軍が突出しているのは、有事の際の軍事訓練だ」と話していました。


 九州エコツアー
 有明海・水俣・川辺川 たたかいはこれから

 諫早湾潮受堤防 右が湾、左が調整池
  8月22日から24日まで、現地見学と原告などと交流する「有明海・水俣・川辺川を結ぶ九州エコツアー」がありました。主催は、公害地球環境問題懇談会、水俣病東京の会、有明海訴訟支援東京首都圏の会で、東京首都圏から34人が参加しました。

 1日目は、有明海・諫早湾。全長7qの潮受け堤防、内側の調整池と干拓地。しかし、調整池と干拓地農業に利用する川には毒性の強いアオコが発生し、堤防外では魚介が大量死滅する状況も。漁民は、開門して調整しながら海水を入れれば、再生と農漁業の両立はできると訴えていました。

 2日目からは水俣。4年前の最高裁判決以後、水俣病の救済を求める人は2万6千人余りいますが、国は旧来の判断基準に固執。原告は、病状を隠して暮らしてきた苦悩と裁判への理解と協力を求めていました。

  3日目の午後は、川辺川。脱ダム宣言の前知事から一転。新知事は、九月に意見表明するとのことです。