3・8中央行動に2300人が参加

労働者決起集会に集まった仲間たち(日比谷野音)

 大幅賃金引き上げ・底上げ、社会的賃金闘争の前進、労働者保護法制の総改悪である「働き方改革」阻止、人間らしい働き方の確立、そして憲法と立憲主義を踏みにじる安倍暴走政治をストップさせるため、17春闘は歴史的にも重要な闘いです。多数の仲間の結集と闘争強化、市民との共同を広げて勝利するため、労働者総決起3・8中央行動が開催されました。

日比谷野音に結集し、要求実現の決意
 3・8中央行動の昼の結節点として、日比谷野外音楽堂にて労働者総決起集会を開催。主催者の小田川義和国民春闘代表は17春闘の四つの意義を、@アベノミクスの破綻が鮮明になる中で賃金引き上げをはじめとする要求実現を、官民共同・ストをも辞さずの構えで勝ち取ること、A最低賃金の大幅引き上げと全国一律最低賃金制度確立をめざし、全国で1000円以下の賃金を無くす、B安倍「働き方改革」を阻止し、長時間労働の大臣告示内の上限規制を勝ち取る、C戦争法廃止、政府の欺瞞が明らかとなった戦闘状態の南スーダンからの自衛隊即時徹退、市民と野党の共同前進をと挨拶しました。
 連帯の挨拶には全労協の金澤壽議長が登壇し、安倍首相と榊原経団連会長が賃上げを裏取引する官製春闘を戦前の産業報国会になぞらえて産報春闘と批判し、安倍政権の反動的姿勢に対抗し、17春闘を生活改善と同時に社会改善の運動として闘うと挨拶しました。
 田村智子日本共産党参議院議員の来賓挨拶・国会報告では、保育園不足の一方で森友学園への国有地格安払い下げ問題で実態解明の参考人招致に政府・与党が反対して長引き、国会審議に影響していること、安倍へつらい外交、憲法違反になるから南スーダンを戦闘地域と認めない稲田防衛相発言、「働き方改革」では野党共同でよりよい対案をめざすなど、17春闘での共通する課題について連帯・共同していくことが語られました。

全国で闘いは前進している

       賃金引き上げを訴えビラ配布(池袋駅)

 各労組からの職場実態報告で、生協労連・パート部会長の三枝花世さんは、パート・非正規労働者は低賃金の上、人員不足と過大なノルマ、不払い残業が蔓延している実態を報告し、全国一律最低賃金制度とだれでも時給1000円以上、めざせ1500円の必要性を訴えました。
民放労連・斎田公生書記長は、非正規、派遣労働者の組織化と待遇改善を勝ち取る春闘にしたい。長時間残業なしではダブルワークしないと生活できない非正規労働者の実態から、組合が派遣労働者の賃金引き上げと業界内最賃の確立・引き上げを要求し、慰労金の支給、食堂の無料開放など勝ち取る成果が全国に広がりつつあると報告。
集会は、森田稔東京春闘代表の統一回答指定日と翌日行動、四月に向けた行動提起、閉会挨拶・団結がんばろうで終了し、国会請願と銀座の二コースに分かれてのデモを行いました。

早朝宣伝も実施し訴え

3月8日の中央行動の口火を切る朝の宣伝行動は、パート・臨時労組連絡会が池袋駅東口、女性春闘は東京駅丸の内北口で実施しました。
池袋宣伝では、非正規労働者の処遇改善、最賃の大幅引き上げ等の問題で、出版の取次大手で働く労働者の賃金が最賃に張りつくという、職場の切実な実態を訴え、出勤する多くの人の共感を得ました。各地から49人が参加しました。

地域怒りの総行動

見え、聞こえる春闘

雨の中「8時間働いたら生活できる賃金を」と訴える
(2/20新宿西口宣伝)

 中小企業の経営困難が続く中で17春闘での、大幅賃上げを実現するため、東京春闘は「目に見え、音に聞こえる地域春闘」として『地域怒りの総行動』を、2月20日〜26日のゾーンで提起し、自治体など公的機関への要請、中小企業や業界団体との懇談など、大きな構えで取り組みました。
 東京地評では2月20日、新宿駅西口で宣伝に取り組みました。8単産2地域、事務局合わせ32人が参加し、森田代表、建交労トラック部会中島事務局長、全印総連東京小澤書記次長、東京医労連齋藤書記次長、東京パ非連武藤事務局長、全労連全国一般東京龍前書記次長から「今すぐ時給1000円以上へ引き上げ、早期に時給1500円の実現」を訴えました。また、当日、西部ブロックが新宿駅西口前を通過するデモを行いました。
 各地域春闘で、20日を皮切りに49駅頭・地域で宣伝行動や最賃デモ、ハローワークや監督署、商工会議所への要請行動、市民集会が取り組まれ、約1800人が参加しました。

各職場から実態を報告

安倍「働き方改革」阻止!学習交流会

      あいさつをする森田稔議長(2/22)
 安倍政権がすすめる「働き方改革」の偽りを暴き、真の狙いである労働法制大改悪を阻止するため、東京地評と自由法曹団東京支部共催の学習交流会を、2月22日、ラパスホールで開催しました。
 森田東京春闘代表の挨拶の後、全労連・伊藤圭一氏による労働法制をめぐる情勢、代々木総合法律事務所・鷲見賢一郎弁護士による「安倍『働き方改革』と働くルールの確立」、東京法律事務所・青龍美和子弁護士による「労契法20条裁判報告」の二本の講演で学びました。
 会場発言では、運転手、医療、公務、非正規化がすすむ職場から、長時間過密労働、同一労働・差別賃金の実態が報告され、「賃下げなしの長時間労働是正と同一労働・同一賃金」「時間外労働の大臣告示以下の罰則付き上限規制」を勝ち取る決意を固めました。
 井手口東京春闘事務局長の行動提起、長尾宜行弁護士の閉会挨拶で終了しました。